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「北海道にBMWの良さを広めたい!」札幌のBMW専門店・インポートカーBODEN(ボーデン)橋本圭市の社長ブログ

2020.10.10

BMWの話題

BMW i3〜未来の車のカタチ〜

みなさまこんにちは!

札幌のBMW専門店BODEN(ボーデン)の橋本です。

 

いよいよ秋風が吹いてきましたが、、いかがお過ごしでしょうか?

コロナの影響でなかなかいい在庫が仕入れることができず、在庫台数は少ないですがBODEN(ボーデン)は元気に営業中です!

 

 

さて、私事でございますが、店舗デモカーのBMWi8をありがたいことにご購入いただきまして、乗る車がない、というか燃え尽き症候群みたいになっていまして、、(笑)、、

 

 

「次、何乗ろうかな〜。。。いざ手放してみると、、i8以上に面白いクルマねーよなー。。どうしよう。。」

 

 

なんて考えながら、10台くらいある代車の余ってるやつを取っ替え引っ替え乗る日々が続いております。。(笑)

 

 

そんな中で、、ここ数日の相棒はコイツ。

 

 

BMW i3

 

 

「お客様にEVの新しさを味わってもらおう。」

 

 

と思って代車として購入した車ですが、航続距離が100キロくらい(緊急用発電機のレンジエクステンダーを使っても200キロくらい)しかないので、、1泊2日とか2泊3日くらいの短期貸し出ししか使えないので、割とお店にくすぶっていることが多い代車です。

 

 

「なんだか小ちゃくてショボいよなー。チョロQみたいだし。。」

 

 

と思ってなんとなく敬遠していたのですが、、乗ってみるとなかなか、というか、かなりいい。

 

 

木とか、カーボンとか、再生可能な素材をふんだんに使っていて、地球環境に気を配った設計が施されています。

 

 

「ちっちゃいけど、なんかかえってオシャレな感じがするよね。地球のこと考えてます、的な。いいじゃん、エコ&サステナブル。なんか上級国民って感じ。。」

 

 

「しかもかなり速いぞ。コイツ。踏んだらめちゃくちゃ加速いいやん。」

 

 

なんて考えながら運転してたら、オラオラ系のポルシェ・カイエンターボがあおって来て、、更にその背後にはカイエンを猛追するゴルフRが。

 

 

「まあ、コッチはちっちゃいし、エコカーだからね。。はい、譲りますのでどうぞ。。」

 

 

 

と、左にウィンカー出したら、左に急激に車線変更したゴルフがブロックしてきやがりましてね、、左からブチ抜きやがったんですよ。

 

 

 

「このヤロー!こっちが大人しくしてたらつけ上がりやがって!電気なめんなよ!オリャー!!」

 

 

 

フル加速するゴルフRに並走して、加速勝負。その後信号に捕まっちゃったけど、負けることなく同等の加速力があることが分かりました(笑)

 

 

 

「・・・・はっ!いかんいかん。地球環境を大事にする上級国民にあるまじき暴走行為じゃないか。。大人しく走らないとね。。」

 

 

 

・・・なんてことをやりながら数日乗っていると、不思議な気分になってきました。

 

 

 

「電気自動車だからセルモーターもない、エンジンオイルもないからオイル漏れもない、冷却水もないから水漏れの心配もないし、冷却水を循環させるウォーターポンプもない。よく古いBMWで壊れる燃料ポンプもなければ、シリンダーに火をつけるプラグもそこに電気を送るイグニッションコイルもない。排気装置もないから、X5ディーゼルがよく起こす排ガスを浄化する触媒装置のトラブルもないし、、万が一壊れると5,60万円は修理代がかかるトランスミッションすら、ない。」

 

 

エンジン(内燃機関)は低回転時にトルクが極めて弱いから、低トルク用のギアと、回転が上がってきてトルクが出てきた後の高速用のギアを用意して、変速していく必要があるんですね。

 

電気モーターは、スイッチを入れたその瞬間に最大トルクを発生しだすので、変速機が不要なんです。

 

 

そう考えると、、電気モーターというのは自動車のパワートレインとして極めて相性がいいということになりますね。

 

 

モーターというのは電気を与えると動力を発生する装置ですが、、逆に動力を与えると、電気を発生する、、つまり発電機に変わるので(いわゆる回生ブレーキ)、山道を下って走っているとどんどん電池容量の残りが増えてくる、という不思議な現象も起きたりします。

 

 

「構造が単純で、部品点数も少ない。今後の自動車は、足回りの部品交換だけすればいいようになっちゃうんじゃない??そうなったら、、ウチのメカニックは失業だな。機械工学ではなく、電気工学を学ばせないといけないよね。。・・・いや、待てよ。メカニックどころか、車屋さんそのもの必要??オートバックスみたいなとこだけあればよくなっちゃうんじゃない?・・だって壊れないんだもん。。」

 

 

・・・そんな話を飯島店長としていたら、、テスラの話になりましてね。。

 

 

「0-100km/h  2.5秒って凄くね?? M8より速いぞ。。」

 

 

「将来に備えてテスラの正規ディーラーでもやるか。今ならなれるんじゃない?」

 

 

なんて話も冗談で出たんですが、、そもそもテスラはディーラーというものをどんどん削減しているみたい。

 

 

つまり、壊れるとしたら、ハードではなくソフトウェアの方だから、我々がパソコンが壊れた時に、マイクロソフトのサポートセンターから更新プログラムを送ってもらったり、場合によってはパソコンを遠隔操作してもらって直してもらうように、テスラ本社から遠隔で修理すればいい。

 

 

車両の販売も、金のかかるディーラーなんて建てないで、ネットでポンと買えるようにすればいい。

 

 

 

ってことですね。

 

 

 

現にテスラのホームページには、「購入する」というボタンが普通にあります。

 

 

彼らが狙っているのは、パソコン業界のマイクロソフトの地位ですね。

 

 

昔、NECとかIBMとか、日立とか東芝がそれぞれ独自の規格のパソコンを販売して、覇権を争っていた時に「Windows」というオペレーティングシステム・・・正に基幹の部分を抑えて業界を牛耳ってしまったのと同じことを狙っているんでしょう。

 

 

パソコンだけでなく携帯電話も同じで、日本メーカーがいわゆるガラケーで日本市場で争い合っている間に、スマートフォンという全く新しい規格を作ったアップルに世界市場全体を取られてしまった。

 

 

 

こういう類のことが、自動車業界でも起きようとしているのか?

 

 

 

もはや家電が、パナソニックでもSONYでも日立でも別になんでもいーや。。って大半の人に思われているように、

 

自動車も、BMWだろうが、トヨタだろうが、ベンツだろうが、なんでも一緒でしょ?

 

 

みたいになっちゃうのか??(これをコモディティ化というらしいですが。。)

 

 

 

・・・私はね、、そこはちょっと違う気がしますね。

 

 

 

真の高級品ってなんだろう・・・?

 

 

 

って考えた時、、

 

 

このテクノロジー全盛の時代に、、いわゆる高級腕時計は、100年以上前からあるゼンマイがたくさん入った「機械式腕時計」とされていますしね。

 

 

 

 

 

私が最近ハマっているゴルフもね。

 

 

余談ですが、今年に入って70台といういわゆる「上級者」と呼ばれるスコアを出せるようになったんですが、

 

 

そうなればなるほど一番左の「マッスルバック」っていうプロが使うアイアンが欲しくなるんですね。

 

 

真ん中のキャビティアイアンって、いわゆる先進技術の塊で、、なんかよく分かんないけど中に色んな反発素材(シリコン的な??)が入っていて、芯を外してもよく飛ぶし、とにかくミスに強い。

 

 

私なんかのアマチュアがゴルフやるなら、間違いなくキャビティ型の方がスコアが出るんですが、、やはり

 

 

「キャビティ使ってるの?ダサ!!。おじいちゃんかよ!」

 

 

「男は黙ってマッスルバック!」

 

 

みたいなところ、あるんですよね。

 

 

マッスルバックって、要は100年以上前のアイアンと何も変わっていなくて、、単なる鉄の一枚板なんです。

 

 

合理的に考えるなら、先進技術の塊のキャビティアイアン一択ですよね。。

 

 

なぜ、それでも1枚板のマッスルバックを選ぶのか?

 

 

「芯を外したらメチャクチャ手が痺れるし、球もブン曲がるけど、、芯に当てた時の感触が、、なんとも形容しがたい最高の感触を手に残す。」

 

 

・・・っていうところ・・・いわゆる「味」ってやつなんです。

 

 

腕時計も、、機械式のメリットなんて普通に考えたら、ないですよね。

時間も1日5秒はずれるし、、3年に1回くらいは高い金払ってオーバーホールしないと、壊れちゃう。。

でも、、最高の「味」を持っているんでしょう。

 

 

移動の手段としてのクルマは、、電動化でもなんでもしちゃっていいと思うんですけど、、

 

 

やはり、高級車は「味」を求められるのではないでしょうか?

 

 

テスラがいくらゼロヨンが速いって言ってもね。。

 

 

iPadのオバケみたいのがついた運転席って「味」あるのかなー?

 

 

機械式の腕時計のように、、マッスルバックアイアンのように、、「味」を求めるユーザーは、内燃機関を求めるんじゃないですかね??

 

 

BMWがどうなるか分かりませんが、、弊社はそういった「味」を求めるユーザーに「ワクワクするようなクルマ」を販売していきたいですね!

 

 

もしかしたら、10年後は「BMW専門店」ではなく、、「内燃機関専門店」になっているかもしれませんが・・(笑)

 

 

 

まあ、とにかくあと10年は内燃機関は戦えるでしょう。

 

 

「味」のあるクルマはたくさんあるうちに、、ぜひBMWの良さを味わってくださいませ。

 

 

みなさまのご来店・お問い合わせ、お待ちしております!

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