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「北海道にBMWの良さを広めたい!」札幌のBMW専門店・インポートカーBODEN(ボーデン)橋本圭市の社長ブログ

2024.04.28

BMWの話題

駆逐艦 雪風

みなさまこんにちは!

札幌のBWM専門店インポートカーBODEN(ボーデン)の橋本です。

 

いよいよ春本番ですね。夏タイヤにもほとんどの方が替えたと思いますので、是非BMWの走りを満喫していただけたらと思います。

 

前回のブログは8か月ぶりの更新になってしまったのですが、結構その後いろいろなお客様に会うたびにお声をかけていただきまして、、

 

「いや~、大変でしたね~」

 

とか

 

「応援してます!がんばってください!」

 

 

・・・なんて暖かい言葉をたくさん頂戴しまして、とてもありがたく感じると同時に、

 

 

「・・・え。こんなに俺のブログ視聴率高いの?みんな見てくれてるのね。。やべー、、ちゃんと更新しないとまずいな~。」

 

 

と思いまして、、今年のテーマは「月1回更新」。これを目標にがんばってまいります(笑)

 

 

ところでほぼ毎週、土曜日の午後に遊びに来てくれる常連さんがいらっしゃいましてね、、。

その方とはもうかれこれ10年近いお付き合いになると思いますが、もう車の話は通り越してほとんど趣味とかの話で終始してしまうのですが、、その日も・・

 

 

「お~社長こんにちは!ところでさー、ゴジラ見た?ゴジラ-1.0(マイナスワン)。」

 

 

もう第一声からゴジラです(笑)

 

 

(・・・・ん?ゴジラ?あの怪獣の?全く触れたことないからわからんぞ??)

 

 

「いや、残念ながら見てないんですけど、、マイナスってなんすか?」

 

 

「社長はね、絶対見るべき。ゴジラシリーズのエピソード・ゼロみたいなもんだから「マイナス」なんだけど、太平洋戦争に負けて焼け野原になったボロボロの東京にゴジラが上陸するって話。」

 

 

「・・社長の大好きなアレ出てくるよ!ほら、日本軍の幻の戦闘機。変な形のヤツ。なんつったけなー?」

 

 

「・・・もしかして『震電』(しんでん)ですか?」

 

 

「お~!それそれ!それが出てくるんだよ、社長好きでしょ?」

 

 

(・・・なんですと?震電!オレすげー好きなやつじゃん!やべー、震電飛んでるところ、超見てー!)

 

 

 

 

 

「震電」ていうのは、高性能化を続けるアメリカ軍の新型戦闘機に対抗するために、、

 

 

「常識を覆す強力な戦闘機は作れないのか?・・・現状のプロペラ機の性能の限界をブレイクスルーにはプロペラを前じゃなくて、後ろに付ければいいんじゃね?そうすれば推力は100%使い切れるし、空力も格段に良くなる上にプロペラがなくなったボディ前部に強力な武装をたくさん付けられるゾ。」

 

 

・・・という発想の元、強力な戦闘機になるはずでしたが、残念ながら試験飛行中に終戦を迎えてしまった「幻の」戦闘機です。

 

 

・・・というわけで、土曜の夕方にそのお話を伺って、2日後の定休日の月曜日に行ってきましたヨ。

 

 

例の「震電」は、終戦後にアメリカ軍に破棄された試験機の内の一機が実は残っていて、その一機を主人公(吉岡秀隆さん)が操ってゴジラにとどめを刺す、というシーンで使われていました。

 

 

それはそれでよかったんですけど、それ以上にしびれたのがゴジラにとどめを刺す為にフロンガスを使って海中に沈め、急激な水圧変化で弱らせる、という作戦の旗艦として出てきたのが、「駆逐艦 雪風。」

 

 

駆逐艦って、外洋を航海できる艦艇の中では最も小型で、船の大きさを表す排水量は2000トンくらい。

世界最大の戦艦、大和(やまと)の排水量は72,000トンですから、だいぶ小さい船ですね(といっても、全長118メートルって書いてたから十分でかいケド)。

 

 

駆逐艦は小さくて戦力も低いけど、艦隊には不可欠な存在でした。

 

 

大型艦(戦艦とか空母とか)の護衛、物資を運ぶ輸送船団の護衛、基地周辺の哨戒(偵察)、敵の潜水艦の補足と破壊、などなど任務が満載で、常に激戦地に送られ続けました。

 

 

太平洋戦争では、ガダルカナル島で日本軍が孤立して、物資を送りたくても送れない(制海権・制空権を取られてるから、鈍足の輸送船団はすぐに沈められてしまう)状況で、快速(35ノット・・時速70キロ位)を活かして物資の輸送任務までやらされています。

 

 

200隻ほどの駆逐艦が投入されましたが、ほとんどが沈められ終戦まで残ったのは30隻ほど。

かなりの激務です。

 

 

対して、先程の72000トンの超大型戦艦・大和は、4年間の戦争の中で出撃したのはわずか3回で、ほとんどをトラック基地(ニュージーランドに近い常夏の島)で過ごしています。

艦内は冷房が完備され、士官用の食堂の冷蔵庫にはキンキンに冷えたビールが常備されていたそうです。

狭くてハンモックで寝起きしていた駆逐艦の乗員に比べ、大和の乗員にはベッドが用意されていたみたいですね。

 

 

頻繁に出撃する駆逐艦の乗組員からは、「大和ホテル」とか、同型の大型戦艦武蔵(むさし)に対しては「武蔵屋旅館」などと陰口を叩かれていたそうですが、まあ、駆逐艦というのは大変な職種なわけです。

 

 

そんな中で、この「雪風」という船は激戦地に20回近く投入され、太平洋全域を走り回りました。戦艦大和が沖縄沖で沈められた時も、大和の護衛として出撃しています。

 

 

それだけの激戦をくぐりぬけながら、この「雪風」はほとんど一発の被弾もなく、無傷で戦争を生き抜いた「日本海軍一の幸運艦」と呼ばれ、日本軍マニアには大人気の船なんですね(笑)

 

 

「おー、まさかゴジラで雪風に出会えるとは。。この映画作った人、そうとうオタクだよなー。もうゴジラどうでもいいよ。オレは震電と雪風に会えたから幸せ!」

 

 

・・・という一般の方とは全く違う感想で映画鑑賞を終えましたが(笑)、なんかその後、映像が凄いとかなんとかで海外で評価されていると聞きました。みなさまも興味があればご鑑賞くださいませ。

 

 

・・・なんでこの話をしてるかって言うとね、、

 

 

この一ヶ月、大変な忙しさだったんですよね。

 

 

ほとんどがタイヤ交換の作業なのですが、とにかく忙しい。

私とか店長の飯島など営業系の人間はまだいいですが、メカニックの人たちは本当に大変だったと思います。

 

 

朝から晩までひたすらタイヤ交換で、その合間に、

 

 

「なんか異音がするからちょっと見て欲しい!」

 

とか

 

「路上でオーバーヒートしたから助けて欲しい!」

 

 

もう、まさに駆逐艦状態です(笑)

 

 

平日も、「今日は少し落ちていてるかなー、、たまにはゴルフの練習でもしたいなー。」

 

 

なんて思っていたら、気づいたら満席になっていて、、

 

 

「おわー、マジか。。この店はなんでこんなに忙しいんだい??」

 

 

「ガリバーとかネクステージみたいに、大和の大砲よろしくテレビCMをドカンと打って、集まってくる新規のお客さんだけを重視してポコポコ売ってる方が、儲かるんだろうなー。。」

 

 

・・なんて思ってしまう時もあるのですが、、

 

 

やっぱりね・・・・、駆逐艦なしでは艦隊は成り立たないんですよ。

 

 

買うだけならどこでも買えるけど、船もそうなんだけど車(特に輸入車)もメンテナンスができる『母港』が必要なんですよね。

 

 

逆に言えばこれだけ年々忙しくなるってことは、新規で購入されるお客様が増えているのに加え、、以前に買っていただいているお客様が弊社を『母港』として、利用してくれているってことなんだよね。

 

 

とてもありがたい話で、それを幸せな状態であると考えるようにしています。

 

第2展示場の中の車両置き場です。

 

現在は納車待ちの車両を保管したり、洗車をしたりするスペースに使っていますが、急増するお客様によりスピーディーなピット作業を行えるよう、近々に2機のピットを増設予定です。

メカニックも6月にはもう3名増える予定ですので、従業員の負担も減らしつつ、冬のタイヤ交換時期は今よりも楽に、かつスムーズなご対応ができると思いますので、引き続きBODEN(ボーデン)を御贔屓の程、お願い申し上げます。

 

 

大変ではありますが戦争が終わって80年も経つのに、一部のマニアにだけではありますが(笑)、語り継がれる『駆逐艦 雪風』のような会社を目指して、今後もがんばってまいります。

 

 

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