札幌の輸入認定中古車・BMW専門店 BODEN(ボーデン)

社長Blog 「北海道にBMWの良さを広めたい!」札幌のBMW専門店・インポートカーBODEN(ボーデン) 橋本圭一の社長日記

2018.07.08シリーズ・M6体験記

【庶民にMは維持できるのか?】SMGクラッチ交換

みなさん、こんにちは。

 

札幌のBMW専門店 インポートカーBODENの橋本です。

 

 

一般的なサラリーマンレベルの年収にも関わらず、無謀にもV10・5000CCのモンスターマシン BMW M6を購入してしまったBMW屋社長のM6体験談、第8弾でございます。

 

 

いよいよ北海道が最もいい季節がやってきますねー。

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

 

私は連日深夜までサッカーワールドカップの観戦で、つらい毎日を送っています(笑)

ワールドカップ終わったら、ゴルフの全英オープンが始まるしなー。

あー、、忙しい。。。(笑)

 

 

仕事が忙しければいいんですけどね、、、毎年この季節は結構ヒマなんです。。(汗)

よさこいとか、大通のビアガーデンとか、「札幌の夏の風物詩」が始まる頃になると、みんな遊びに行っちゃうんでしょうね。。

 

 

車選びより、短い北海道の夏をみなさま楽しんでおられるようです。。

 

 

車があまり売れてないんでね、、、、売上の期待はあまり季節指数に左右されない「整備」になっていたりします。

 

 

私 「ヨネ(弊社メカニック)〜、、車売れてないから車検の確保とか、しっかり頼むよー!しっかり今月の売上目標を決めて、納車前の整備とか、保証修理みたいな会社内部の売上もきっちり営業部門に請求するんだゾ!」

 

 

ヨネ「わかりました1しっかりやります!」

 

 

整備工場は持ってるリフトの「稼働率」が重要ですから、いかに常にリフトが動いているか?が重要な指標になると思うんです。

 

 

車検などのお客様からいただく「外貨」の目標だけを決めちゃうと、お金の動かない納車前の整備や、保証修理などの「内部」の整備を手を抜く恐れが出てきます。

 

 

ですので、当社では整備部門を独立採算化し、保証修理などが発生した場合も、整備部門から営業部門に請求書を回すようにしています。

メカニックは、この仕事は儲かるとか、儲からないとかを考える必要なく、リフトの稼働率を上げることに専念できるわけですね。

 

 

・・・話はそれましたが、そのヨネが張り切って取ってきたのか、たまたまなのか、整備部門では大型受注と言える、「SMGクラッチ交換」が3件立て続けに入ってまいりました。

 

 

いずれも私の乗るE63・M6と同じ、S85・V10エンジン搭載の「SMGⅢ」のクラッチ交換作業です。

 

 

最初に入庫したのは、E60のM5。

 

こちらは4年ほど前に当社で販売させていただいたのですが、発進・変速時にジャダー(激しく振動する)が出るとのことで入庫です。

 

 

クラッチが完全にすり減って、ジャダーを起こし出すとフライホイールの交換も必要になり、高額になります。(今回の修理は約50万円。。。)

 

 

こいつが、SMGの本体。ゲトラグ製ですね。

 

 

原理的にはマニュアルミッション車と同じ仕組みなのですが、マニュアル車が左足のクラッチペダルを踏んだり離したりして人力で操作する作業を、このSMG本体が油圧で行います。

 

 

人間が左足でクラッチペダルを踏む場合、クラッチが消耗してくると、

 

 

「前まで1センチくらいペダルを上げると半クラッチにつながったのに、3センチ上げてもクラッチが繋がらない。そろそろクラッチが減ってきているのかな?」

 

 

なんていうことを感覚的に判断できますが、このSMG本体は変速作業の他にそういった学習も行っていて、クラッチの残量に応じてペダルの上げる量の変更に相当する作業も行っているんですね。

 

 

この本体が壊れることは滅多にないですが、クラッチ残量のポジションセンサーとか、学習機能がエラーを起こす場合があり、その場合は少々やっかいな修理になります。

(最悪は本体交換で100万円コース)

 

 

今回、このE60はクラッチ交換、フライホイールの交換作業を行います。

 

 

奥側の歯車みたいのが付いてるのがフライホイール。

黒いクラッチカバーの中にクラッチ板が入っています。

エンジンの動力を伝える重要なパーツです。

 

 

 

子供の頃に(・・・というか今でもDVDで見てるんですけど(笑))、、

 

宇宙戦艦ヤマトの古代進が、

 

 

「波動エンジンエネルギー充填100%!、フライホイール始動!」

 

 

なんて号令するとこの巨大な歯車が回転し始めまして、、

 

 

「カッコイイ〜!!」

 

 

と思っておりましたが、、

 

 

M5・M6のフライホイールも、波動エンジン風のたいそうな部品であります(笑)

 

 

 

このE60以外にも、

 

 

私のM6と同型の後期E63 。

 

 

こちらはクラッチの交換だけですみまして、30万円コースでいけそうです。

 

 

E60の交換作業とテストドライブを終えた、売上目標達成に燃える男、ヨネが、言ってきました。

 

 

「社長!!クラッチ換えたらとんでもなく良くなりましたよ!!これが本来のSMGだって良く分かると思いますよー!社長のも換えたらいかがですか??」

 

 

「・・・ヨネ、、お前、、営業うまいな。なんだか換えたくなってきちゃったじゃないか。でも、身内から売上取ろうとすんなよなー。。(笑)」

 

 

・・・なんて言いながら、交換車両の運転席に乗り込み、発進させると、恐ろしくスムーズにスタート!

 

 

「おおっ!すげー。発進にすごく気を遣うし、ラフにつなぐと『ガン!』て凄い振動が来る俺のと違う。いいねーコレ。」

 

 

「おっ、でも2速から上のつながり方と加速感、、シフトダウン時の感覚は俺のと一緒だぞ。俺のM6も6万キロ超えたけど、、これが新品の状態なら、、まだまだ全然行けるよ。俺のM6のクラッチはまだまだ戦える!!営業失敗だな、ヨネ(笑)」

 

 

 

・・・・なんて言いながら、お客様の車のテストを終え、、ふと私のM6を見ると、、、

 

 

あらら、、、エンジンオイルらしきものがフロントバンパーからポタポタと落ちています。

 

 

 

 

すぐにリフトアップしてみると、、バンパーのすぐ裏にあるオイルクーラーから割とボタボタと漏れています。

 

 

「社長!オイルクーラーからですね!これは交換しかないんですヨ。オイルクーラー12万円です!あと、、工賃ですね。請求、経理の方に社長経費で計上していいですか?」

(なんだか嬉しそう)

 

 

「・・・はい。よろしくお願いします。」

 

 

「ヨネ、売上アップおめでとう。。でもな、、ヨネよ。。お前、お客様の車の時にそんな嬉しそうな顔してるんじゃねーだろーなー。。切れられるからナ。。みんな限られた維持予算の中でやりくりしながらBMWの中古車乗ってるんだからナ。俺にしたって、この修理で新しいクラブ買う計画なくなっちまったんだからナ。その大事なお金使わせてもらって修理すること、忘れんなよ。」

 

 

・・なんてやりながら、まあ、経営者としては社員が目標達成に燃えている姿は嬉しいものですし、このE60のお客様も、お金はかかってしまいましたが、交換後の劇的な変化にかなり喜んでいただけたとのことですので、非常に嬉しく思います。

 

 

M6の話に戻りますが、今年で登録から10年。

走行距離は61000キロ。

 

納車から丸2年で、、、

舵角センサー、、10万円。

タイヤ交換、、12万円。

オイルクーラー、、15万円。

 

年間平均185,000円。

 

自動車税、年間88,000円に、

ガソリン週1回補給。。

 

 

う〜ん、、やはり、、まあまあかかりますね。。

 

 

このままブログ上報告を続けていたら、BMW販売店の宣伝としたら逆効果なんじゃ。。。

 

 

・・・なんていろいろ考えますが、、、

 

 

でもね、、運転席に座って、、シフトをニュートラルに戻して、、プッシュボタンを押して、、

 

 

「キュルルル・・・・ボン!!フォン!フォン!

 

 

・・ていう音を聞いた瞬間、、

 

 

「・・・やっぱり、この車がいいや。。こんな車、、たぶん人生で二度と乗れないよね。。大事にしよう。。。お金のことを考えるのは、、ジジイになってからでいいや。。」

 

 

と、、毎日思ってしまうのです。

 

 

みなさまの「Mの世界」へのご入会、お待ちしております!

まとめ
SMGの本体アッセンブリー交換は100万円以上かかりますが、滅多にそこまでいくことはありません。
クラッチが完全にすり減り、ジャダーが出始めた場合は、フライホイールの交換も必要で、約50万円の修理代がかかります。クラッチのみの交換の場合、30万円程度で修理可能です。
交換による効果はてきめんです!

カテゴリ

カレンダー

«   2018年7月   »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031 

アーカイブ

Go to top