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北海道にBMWの良さを広めたい!札幌のBMW専門店・インポートカーBODENのブログでは、
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「北海道にBMWの良さを広めたい!」札幌のBMW専門店・インポートカーBODEN(ボーデン)橋本圭市の社長ブログ

2017.02.12

BMWの話題

BMWの魅力

みなさん、こんにちは。

 

札幌のBMW専門店 インポートカーBODENの橋本です。

 

厳しい寒さが続いておりますが、、、雪解けまであと1ヶ月半ほど。

BMWが最高のパフォーマンスを発揮できる春が待ち遠しいですね!

 

 

ところで、、結構お客様からよく言われるんですが、、

 

 

 

「最近街中でよくBMW見るよね!」

 

 

 

・・・確かに、よく見るようになりました。

 

 

5〜6年前の今頃、、私と、現在の店長の飯島くん(二人とも関東出身)とBODENのオープン企画を練ってた時、、札幌の市内を視察していた記憶があります。

 

 

「・・・橋本さん、BMW全然走ってないっすよ。なんか東京では見なくなった古いE39(5シリーズ)とかE46(3シリーズ)はたまに見かけますけど。。BMW専門店とかいって、、大丈夫ですか?成り立ちます??」

 

 

「・・・・(確かになー。。なんか売れないかも。。と不安を感じつつ)、、、バカモン!何を言っちゃってんの? 走ってないからこそチャンスなんだよ!BMWはいい車なのは間違いないんだだから、寒くて雪が降るからって売れないって決めつけるなよ!」

 

 

「だいたいねー、、BMWの本社のミュンヘン、、北緯48度で札幌(北緯43度)より北にあるんだよ。ノルウェーとか、モスクワとか、とんでもなく寒いところにも輸出されて走ってるんだから。欧州車はむしろ北国こそ生まれ故郷で、そこに最適化されてるのよ。いいものは、いい。それを分かってくれるお客様はいるはずだよ。」

 

 

 

 

「・・これ、見てみ。北海道の中古車のBMWはわずか109台。俺たちが在庫15台持ったら、シェア14%だよ。。これは市場が小さいからこそ、うちらみたいな弱小企業でもお客様に存在を伝えられる可能性があるってことだよ。・・・勝負してみよう。」

 

 

 

・・・それから5年。。。BMWジャパンが4WDやSUVに力を入れて、3シリーズの4WDとか、、X1とか、X3のディーゼルとか、X4とか色々新しいラインナップを出してきているのが大きいですが、、、

 

 

BODENのお客様も数百名になっているので、、、

 

 

少しは街中を走る「BMWを見かける率」に貢献できたかな??

 

 

「・・・でも、本当によくBMWよく見るよなー。。。久々にカーセンサーでも見てみるか。。」

 

 

と、5年前と同じ検索で「北海道・BMW」で検索してみると、、、、。

 

 

 

「何ーーー?311台!メッチャ増えてるやんけーー!ウチの在庫、せいぜい20台くらいしかないから、、シェアで言えば6%、、、。そりゃBMW見かけるはずだわー。。」

 

 

競合が増えるというのは、、お客様にとって色々な選択肢が増えるということなので、、いいことですよね。

 

 

市場のパイが拡大しつつ、色々な企業が切磋琢磨してサービスレベルを上げていくことが、企業にとってもお客様にとっても、最高の状態ですね。

 

 

ところが、中古車販売っていうのは非常に参入障壁が低いので、、、中古車販売店の仕入れを行っている社長が、

 

 

「どうやら今はBMWが売れるらしい!よーし、これからBMWの仕入れ、ガンガンいくでー!」

 

 

と決めればすぐにBMW在庫ラインナップは揃えられるわけです。

 

 

それを数十社が一斉にやれば、、あっという間に市場の需要を上回る供給が行われて、供給過多になりますね。

 

 

供給過多に陥ると、、置いといても売れないから、、値段を下げる。。

 

値段を下げるには、整備をしない、、、保証を外す、、、等々の方法で売上原価を下げることによって利益を捻出するしかない。。。

 

整備もしない車、特に輸入車を購入すれば、、、すぐにトラブルが発生して、、、結果的に顧客満足度が下がる。。。

 

という、中古車業界全体が陥っている「魔のスパイラル」に陥ってしまいます。

 

 

 

 

話は変わりますが、、今、、私の私有車のM6は冬眠中でして、、社有車の古い7シリーズで今年は冬を過ごしていたのですが、、緊急の代車としてお客様に貸し出してしまい、乗る車がなくなってしまいました。。。

 

BMWの原点でもある、コンパクトかつFRの116iのデモカーがちょうど試乗用の冬タイヤを履かせた直後だったので、、3日ほど乗ってみました。

 

 

 

バレンシア・オレンジの116i Mスポーツ。

 

現行モデルのマイナーチェンジ前の最終型です。

ナビも使いやすいし、、iPhoneの中に入っている曲も自動で画面に映し出してくれるし、快適快適。。

新しい車はそういうところがいいですねー。

 

 

足回りもいい。

横滑り防止装置は更に進化して、、FRでも恐怖を覚えるようなことはありません。

もちろん、そうやすやすと埋まるようなこともないので、全然冬でもいけますね。

 

 

でもねー、個人的にはエンジン、あまりいけてないですねー。

燃費を最優先した8速ATはポンポンシフトアップして、、ここぞ!って時に加速したい場面でギア比が高すぎて、リニアな加速感がない。。。昔に比べ格段に少なくなったとはいえ、ターボ特有のターボラグもあるし。。

 

悪くないんだけど、、これってなんかBMWらしくないなー。

国産車のエンジンとさほど印象は変わらないし、、、。

 

代車に使っている初代116iの方がいいなー、、なんて思ったりして。

 

 

そもそも、、欧州車と国産車の明確な違いがあったのって、80年代後半までだと思うんです。

 

日本には1989年まで「3ナンバー税制」があって、排気量2000を超えるか、幅1700mmを超えると自動車税が倍になるっていう理不尽なルールがありました。

 

だから、クラウンとかセドリックみたいな高級車でも、幅1700mmで長さだけ長いから、なんかチンチクリンだし、、大きい車を2000CCのエンジンで動かそうとするからターボを付けて無理矢理加速させる違和感がありました。

 

対する欧州車は、、「3ナンバー枠」なんて考えてないから、「大人4人が乗れて、200キロでクルージングができる」という仕様を満たすための商品設計がある。

 

200キロでクルージングするための安定感を出すために、車幅は1800mm必要、、とか、200キロでゆったり走るには、排気量は3000CC必要、、と考えたはずです(たぶん)。

 

その設計が、加速時の「ブオーッ」という野太いエキゾーストだったり、「ドドドド・・」なんていう低い、心地いいアイドリング音を造り出して、、

 

「外車っぽい」雰囲気が生まれてたと思うんですよねー。

 

1989年か90年の「シーマ現象」とか、「初代セルシオの発売」とか、自動車税が排気量別に区切られるようになってから、国産車でも3000とか4000とか大きなエンジンの搭載車が増えてきました。

 

それでも、やはり最高速度100キロの国が造る車と、、制限速度なしの高速を200キロで巡行する国が造る商品には明確な違いがあったと思います。

 

 

「本物がもつ素晴らしさ」とか「高級車作りの一日の長」みたいなものがあって、

 

 

例えば、省エネルギー志向が広まる前の2005年頃のBMW5シリーズと、、日産フーガを比べた場合、同じようなボディサイズとエンジンを積んでいますが、明らかに車としての質が違うことに気付きます。

 

 

2010年以降くらいからのダウンサイジング世代以降は、、どのメーカーも小排気量+ターボ+多段ミッションの組み合わせで、、だんだん欧州車独特の良さがなくなってきている気がするんですよネ。。。

 

 

冒頭の競合がかなり増えてきた、、、という話に戻りますが、、

 

 

営業サイドからは、、、、

 

 

「もう3000CCのX1は売れません!X1を仕入れるなら2000CCでいきます。」

 

「この価格帯(150万くらい)の車は、、競合が群雄割拠しすぎてるので売りづらいです。」

 

 

とかいう声が聞こえてきますが。。。。

 

 

当社の理念及びスローガンは、、、

 

 

「我々は車を売る会社ではありません。お客様にワクワクするような人生を提供する会社です。」

 

 

で、ございますので、

 

 

単に売るために、、商品ラインナップを変えたり、、価格をいじったり、したくないんですよね。

それだと、、最近BMWを仕入れ始めた有象無象の中古車販売店と同じになってしまう。。。

という思いがあります。

 

 

個人的にはE84のX1は、3000CCがベストバイだと思いますし、

1シリーズなら、先代の120iがもっとも1シリーズらしいと思ったりします。。

 

 

でもね、それは私の個人的考えであって、、

これは昨日納車させていただいたX1・20i ファッショニスタですが、

 

これなんか私の定義だと「BMWらしくない車」になりますが、

お客様はものすごく喜んでくださいました。

 

 

女性のお客様ですが、納車何日も前から楽しみでしょうがなかった!!

 

 

なんて言っていただけると、、

 

 

「十分ワクワクする人生を提供できているよね。ダウンサイジングBMWでも。新車のBMWは年々前年度の売り上げを更新しているわけだし。。」

 

 

と思います。

 

 

色々と悩んだり試行錯誤をしつつ、「BMW専門店」である私たちはお客様に何ができるのか?

 

を考えながら、競合他社様との差別化を図っていけたらと思っています。

 

 

全くの余談ですが、、1シリーズの「プロロロ・・・」という大人しい排気音でなんだかストレスが溜まってしまった私は、春までガレージから出られなくなってしまったM6に会いに行きたくなりました。

 

たまにエンジンかけてあげないとバッテリーも上がってしまいますので、、、

 

 

「キュルルル・・ボボン!!バババババ・・・!!」

 

 

「おー、、やっぱりコレだよ!これ!あー気持ちいい。。。」

 

 

「油温が100度くらいになるまではアイドリングしてあげよう。。」

 

 

「バババババ・・・・・・」

 

 

「M6のエンジン音は気持ちいいなぁ。。」

 

 

30分ほど経ったでしょうか、いつの間にか寝入っていました。

ふと、気がつくと、両端30センチ、前後10センチの余裕しかない狭いガレージが、、もうもうと吹き出す排気で真っ白に。目の前何も見えません。。。

 

 

・・・あやうく一酸化炭素中毒でご臨終になるところでした(笑)

 

 

古いながらも魅力のあるBMW、最新モデルのどこが国産車と異なる魅力なのか、

 

それを北海道の皆さまに伝え切るまで死ぬわけにはまいりません!(笑)

 

 

みなさまのご来店、お問い合わせ、お待ちしております!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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